2009年09月27日

社労士開業10周年

 おかげさまで、今年9月1日で社労士開業登録して10年が経過し、11年目になりました。平成10年に合格したものの、社労士の具体的な仕事を知らずして、翌平成11年に開業登録をしました。

 なんか目算があって開業したわけではありません。当時やっていた保険の営業にほとんど展望を持つことができず、やむにやまれずの選択です。

 現在同様、開業当時も不況期でした。その結果「助成金」という事業主にとっても社労士にとってもおいしい商材があり、私も含めて開業間もない社労士はかなりこの「助成金」を手がけたものと思われます。

 この10年間、社労士として一通りの経験はしてきました。ただ、なんでもやれますというのは、どの分野にも際立った専門性がないことを意味します。逆に、1点集中すれば、時代の変化に対応できないリスクもあります。

 低成長を続けざるを得ない日本企業において、どのように「高付加価値」の商品やサービスが提供できるかが生命線。それを人的な面からサポートできるかどうかが、「人」に関する専門家の重要なミッションです。

 すなわち、労務管理や人事制度という企業のインフラの整備・運用だけでなく、人や組織のスピリットを刺激するようなことができるならば、この仕事の価値の最大化が実現できたと言えます。

 まだまだ、試行錯誤中ですが、ステップバイステップで成長し貢献できればいいのでは、と考えています。9月30日には開業当時お世話になった上村貞雄先生率いるファーストステップグループの10周年企画もあり、久しぶりに十数名の仲間が集まることになっています。

 日本では大きな転換期を迎えているだけに、私たちの期待されることに精一杯応えたいと思います。これからもよろしくお願いします。
posted by つゆ☆チャン at 14:20| Comment(0) | 人事労務

2009年09月18日

介護スタッフ向人事評価説明会

 今年の6月から4ヶ月間関わってきた大阪の介護事業者で、人事評価制度について説明会を行いました。居宅介護支援、訪問介護、小規模多機能の介護サービスの事業者で、設立時からお世話になっているところです。

 いつもは毎月1回登録ヘルパーも集まる勉強会の場ですが、今回はおそらく「人事評価」という得体の知れないと思われることに関して不安と期待を持って参加されたのでは?

 一方的に人事評価制度について説明をするだけでは、正直聞く方も話すほうもツライ。なので、今回は若干ワークを入れながら進めてみました。

 ワークと言ってもそんなにたいそうなものではありません。会社と自分に対する強み・弱みを考えるSWOT分析です。いろいろな意見が出てきます。会社に対して強み・弱みはある意味客観的に指摘できます。

 でも、自分自身に対してもやや主観的になりがち。それを補うために、そしてさらに強みを強化するために、他人からのフィードバックをする機会も取り入れました。

 ある程度想定はしていましたが、盛り上がります。誰でもほめらるとうれしいものです。それが自分自身では思いもよらないことであればなおさらです。

 最後は「明日から何する?」という自分と周りへのコミットをして終わりました。その後の懇親会にも参加させていただきましたが、本当に明るく前向きなスタッフばかりです。大変な仕事というイメージがあるだけに、そのマインドの高さは、専門職としてのプロ根性を感じます。

 是非、大阪でNO1の介護事業所として注目されることを期待しています。
posted by つゆ☆チャン at 14:34| Comment(0) | 人事労務

2009年09月16日

助成金セミナーinK会計事務所

 今日(16日)の夕方から、K会計事務所で助成金セミナーをしてきました。プロフィール講座で知り合ったK先生に承諾いただき実施できました。

 この不況期においては、助成金は経営改善の資金の一部になります。1時間半というセミナー時間でしたが、最後の30分はいろいろと熱心にご質問をいただきました。最新の助成金の概要はご理解いただいたという手応えを感じました。

 出席者全員から助成金診断アンケートをいただいたので、来週には診断結果を報告させていただく予定です。助成金は旬な制度のため、タイミングが重要。いい経営のために是非助成金を活用してほしいものです。

 参加者の皆様、K先生及びスタッフの皆様、ありがとうございました。
posted by つゆ☆チャン at 22:22| Comment(2) | 人事労務

2009年09月03日

介護労働者設備等整備モデル奨励金

ある介護事業者からたずねられたので、助成金窓口に行って担当者から聞き、パンフレットを読んで、理解した内容をざっくり紹介します。

目的)
介護労働者の作業負担軽減や腰痛対策のため、事業主が介護福祉機器の導入・運用した場合に助成されます。

対象機器)
移動用リフト、座面昇降機能付き車椅子、特殊浴槽、昇降装置など

主な支給要件)
・事前に介護福祉機器の導入計画を提出し、厚生労働省の認定を受けていること。
・計画書提出日以前6ヶ月間に会社都合の退職者がいないこと。
・介護雇用管理責任者を選任していること。
・作業軽減や腰痛対策を必要とする従業員の6割以上の効果が確認できること。

支給額)経費の1/2(上限250万円)

 これらの福祉機器を扱っているメーカーや販売業者が、販促のために窓口に説明を聞きに来ているとのこと。計画届及び支給申請と2段構えで書類の提出があるのが手間。それに加えて6割以上の効果が必要なので、従業員へのアンケートだけで十分なのか、それを裏付ける証拠がさらに必要なのか?一度やってみないと、そのツボは分かりませんが、いずれにせよ介護業界で「使えそうな」助成金の一つです。
posted by つゆ☆チャン at 20:01| Comment(0) | 人事労務

2009年08月25日

人事評価ガイドライン研修

 今日(25日)は学校法人の評価者研修。評価者研修は何度も実施していますが、今回は評価レベルのバラツキを解消すべく、評価ガイドライン作成のための研修でした。

 昨年1年間実際に人事評価をしていただきましたが、初年度ということもあり課題は残りました。特に評価者間のバラツキが大きく、評価調整会議では調整し切れないぐらいだったので、抜本的対応として評価ガイドライン作成研修の実施に至ったわけです。

 人事評価は本質的に主観的なものです。どんなにエエカッコ言っても客観的になることは不可能です。ただし、その主観的判断が説明の付かないものでは、評価される側は不信感を持ってしまいます。

 評価ガイドラインは、どの評価者がみても、どの被評価者がみてもどんな行動や状態がどの評価レベルに該当するのかを理解できるものでなくてはなりません。今回の研修では、評価項目ごとにグループ討論を通して、期待される行動や状態を文章化していく作業でした。

 もう少し精査が必要ですが、感覚的には評価レベルの統一がかなりの程度までされたようです。教育機関を取り巻く状況が厳しい中生き残りをかけていい教育レベルを提供できる教員・職員の活性化につながることを期待しています。
posted by つゆ☆チャン at 17:42| Comment(0) | 人事労務

2009年08月22日

日本人事労務コンサルタントグループ

 20日の午後は名南経営主催のセミナーを受講。平成14年に人事あすなろ塾に受講して以来、お世話になっているコンサル会社です。今回のセミナーは「日本人事労務コンサルタントグループ」(以下、LCG)の発足に合わせて、社労士向けに名南経営がこれから取組もうとしていることについて話を聞きました。

 印象に残ったことは、人事コンサルとは言え、労務コンプライアンスに関するコンサルも同じくらいのボリュームであるという事実。しかも、これは社労士しかできない分野。

 つまり、人事コンサル+労務コンサルが高いレベルでできれば、差別化はできるのではないかと思った次第。ただ、「高いレベル」というあいまいな表現では、お客様側に訴求力はなく、具体的なコンサル事例や実績を紹介できて、インパクトを持つものです。

 今回は名南経営が長年培ってきたノウハウに加えて、各地の社労士が持つ強みを融合させて、日本一の人事労務のコンサルグループを設立したいという意図です。

 さっそく、会員として仮申込みをしてきました。自分のコンサルスキルをブラッシュアップするという点でも、最新の生きた事例を入手し、また他社労士とコラボできるという点でも期待できます。あらためて自分の進む方向が明確になったセミナーでした。

 セミナー終了後の飲み会に行けなかったのが残念ですが、これはまたの機会に。
posted by つゆ☆チャン at 15:30| Comment(0) | 人事労務

2009年08月08日

独立騒動

 芸能ニュースを人事労務視点で考える第2弾。今回は同じく羞恥心のメンバーであった野久保直樹さん。ワタナベエンターテイメントに属していた彼は、独立をしようとしたが叶わず、結局芸能界から消えてしまうかもしれない危機になっています。

 さて、ビジネスマンが会社を退職し、同業で独立しようとする場合はどうでしょうか?一般的には就業規則で競業禁止を規定している場合が多いでしょう。

 それが有効かどうかは微妙です。なんせ、憲法には職業選択の自由が保障されているのですから。じゃ、完全にNOかと問われるとそうではありません。

 退職する方の立場が重要です。幹部クラスになると会社の機密事項も知りうる立場であり、そんな人が真正面から対抗されると打撃を大きい場合があります。その場合は競業禁止規定は有効です。もちろん一定期間、一定地域という限定付きです。

 では、一般社員の場合は?おそらく競業禁止は困難でしょう。例えば美容室で売れっ子スタイリストが独立して、近くに店を構えても法的には問題ありません。もちろん、顧客リストを勝手に持ち出したり、勤務中に独立後の客の勧誘をする等といった違反行為がないという前提です。

 独立するなら、筋を通す、つまり道義的に問題のないようにすることが必要です。経営者の立場でいうならば、退職しないようなインセンティブを与える必要があります。しかし、ホンマにできる人は会社が止めても辞めていきます。

 であるならば、独立後も対立関係にならないように、話し合い、何らかの合意や契約をすることをお勧めします。

 今回の野久保さんの話は、売れ始めて勘違いして干されたということなんでしょうね。この世界と一般ビジネス界の掟はかなり違うと思います。しかし、独立してやっていくことは、雇われることの数倍しんどい苦労があり、努力と覚悟が必要です。

 俺は独立してもやっていける、と思っている凄腕のサラリーマンの皆さん、勘違いしていなきゃいいですが・・・。
posted by つゆ☆チャン at 18:38| Comment(0) | 人事労務

2009年08月06日

つるの剛士さんが育休取得

 芸能ニュースを人事労務視点で見てみようという内容です。今回は、羞恥心でブレイクしたつるの剛士さんが来年生まれる第4子の誕生に合わせて2ヶ月間の育児休職をするというネタ。

 芸能人が育児休職というのは若干違和感を感じてしまいます。浮き沈みの激しい(浮いてくるのは稀で、たいていは沈んでいくのですが)稼げる時に稼いでおかないと、2ヶ月の休んで大丈夫?と、大きなお世話でしょうね。

 さて、男性の育児休職は、ご存知の通りあまりありません。昨年の統計では1.56%の取得となっています。おそらく、取得期間も1年間もないと推測されるので、実際的には「目一杯休んだ」という感じではなく、「しばらくお休みをいただきました」ということなんでしょう。

 芸能人に限らず、1,2日の休みならいざ知らず長期間休むとなるとリスクがあるように感じます。休んでいる間、誰かがその人の仕事をしているわけですから、復帰してきても居場所がないのでは?と不安にもなるでしょう。また、会社や上司から決していい評価を得られないという将来的なリスクも感じます。

 時代が変わったとは言え、会社の上層部はまだまだ仕事最優先という価値観の持ち主。しかも現在のような不況時には人員削減の候補になってしまいます。(現に育休切りということで問題発生)

 したがって、先ほどの1.56%という数字になって表れるのも不思議ではありません。しかし、少子化は日本の国力が衰退する大きな要因。マーケットが縮むわけですから、国も様々な少子化対策をしてきました。

 今年6月に育児休業法は改正され、1年以内に実施されることになりました。その改正では、父親も子育てしやすい働き方ができるようにしています。

1、父母共に育児休業を取る場合は、1歳2ヶ月(現行1歳)になるまで育児休業ができる

2、出産後8週間以内に育児休業を取得した場合にも、再度育児休業できる

3、配偶者が専業主婦(夫)であっても育児休業できる

 つるのさん所属の事務所(太田プロ)もその間売れっ子タレントがいないのは営業的には多少影響あるかも知れませんが、復帰後のシナリオがあるんでしょう。

 そもそもヒマな芸能人はいつも休みみたいなもんですから、育児休業ではなく開店休業状態。さて、つるのさんの場合は雇用保険から育児休業給付が支給されるんでしょうか?(興味あるところです。)
posted by つゆ☆チャン at 15:28| Comment(0) | 人事労務

2009年08月05日

助成金販促活動

 8月になって再び助成金の販促活動を再開。ここ2ヶ月ほど仕掛ける仕事ができていなかったのですが、7月28日の介護事業者向けの助成金研修会でいい反応があり、すっかりモチベートされている状態です。

 スポットの助成金業務から顧問契約につながることは少ないのは事実ですが、あまり後先考えずにやっています。必要なところへ必要なものを提供できれば、まずはOKとしています。

 就活や婚活同様、まずは出会うことから始めないといけませんよね。その点、助成金はお金が貰えるというお話なので、メリットは少なくありません。今は助成金情報を提供できるチャンネルつくり。今週は、久しぶりに保険会社の複数の営業マンに連絡をし、勉強会の開催案内を提案し、8月末頃にさっそく実施することになりました。

 最終的にうまくいくかどうかはやってみないと分かりません。ただ、前向きに動いている時には、予想以上にフォローの風が吹く事はよくありました。楽しみなステージです。
posted by つゆ☆チャン at 17:26| Comment(0) | 人事労務

2009年07月31日

適切な労務管理の運用がコストセーブになる

 最近、顧問先の飲食店が、大阪のある労働基準監督署から事情聴取の呼び出しを受けました。即座に対応依頼の電話があり、応じてきました。事前に労働基準監督官に電話をして概略を聞き、社長からもヒアリングをして臨んだので、想定内に落ちつく見込みです。

 労基署に相談に行った元従業員は、入社から退職まで約1ヶ月。時間外割増及び深夜割増の請求をするとは、なかなかの知恵者。飲食店オーナーは労務管理については脇が甘いので、このように突っ込まれ放題。

 オープンしたばかりのお店なのでその運営に意識がいき、わたしが以前にアドバイスしていたことが行われていなかったようです。その結果、余分なお金を払うことになってしまったわけです。

 このお金を得るためには、どのくらいの売上をしなければならないか?と考えたときに、労務管理はコストセーブにつながることが容易に推測できます。

 この不況において収益を確保する手段の一つとして、リスクマネジメントとして、厳しい労基法に対応した適切な労務管理が必要です。
posted by つゆ☆チャン at 20:39| Comment(0) | 人事労務

2009年07月28日

助成金研修in滋賀

 今日は滋賀県介護サービス事業者協議会主催の研修会で、1時間程助成金についてお話をさせていただきました。

 介護事業者は介護業界独自の助成金も含めてさまざまな助成金を受給できる可能性があります。しかし、残念ながら、それらの助成金の情報が介護事業者の経営者に届いているわけではありません。

 「活用しないともったいない」と業界新聞にも大見出しでありましたが、全くその通りです。払いっぱなしの雇用保険料を取り戻すというだけでなく、これらの助成金を使うことで、介護サービスに携わる従業員がよりイキイキ働ける職場環境を実現することが重要です。それが利用者に対するサービスの質の向上につながり、収益にもプラスの効果となります。

 この研修会に参加された方々に対して十分情報提供できたかどうか?こちらのメッセージ以上に活用されることを期待しています。
posted by つゆ☆チャン at 21:41| Comment(0) | 人事労務

2009年07月11日

パワハラ研修

 先日ある組織で管理職に対してパワーハラスメント研修を行いました。残念ながらこのような研修をやらざるを得ない状況がごく一部の人間に見受けられたようでした。

 企業の相談窓口者の話によると、今やセクハラよりパワハラの相談数の方が多いとのこと。男性が女性に「結婚はまだか?」とか「子どもはいつ?」と言ってはいけないのは、周知の事実。ところが同性にこのような発言をするとパワハラととられてしまうおそれがあります。

 「アホ・ボケ・カス!」と言われた育った今の中高年層の価値観は今の若年層と大きく異なります。しかも打たれ弱いと言われる若年層にとってはなおさら心のダメージを大きいものです。

 今回は21世紀財団の小冊子をテキストにしてパワハラの概要をお伝えしました。具体的にどうコミュニケーションをすれば、パワハラと言われずに、伝えたいことを伝えられるのか?

 自分の価値・信念・思い込みは相手とは違うという前提の元に、アサーションというコミュニケーションスキルを学ぶことによって多少改善するものと考えています。さらにもっと効果的なのは、信頼関係の維持できる人間性です。

 世代を問わずコミュニケーション低下が叫ばれていますが、まずトップや幹部からその向上を図りたいものです。
posted by つゆ☆チャン at 22:29| Comment(0) | 人事労務

2009年06月17日

人事評価を阻害するもの

 先日、顧問先のある病院の師長さん達と人事制度導入について話し合いをしていました。彼女達は、過去、公立病院等での管理職として人事評価をしてきた経験があります。

 口々に出てくるのは「人事評価に対する不満・不安」。人が人を評価するという大それたことをしていれば、そんな感情を持ち合わせていること自体、全く不思議ではありません。

 つまり、成功体験はなさそうでした。多くの組織では、うまくいっていないことの方が多いのでは?では、何がいったい人事評価を阻害するのでしょうか?

 環境要因と本人要因に分けて考えてみると・・・

環境要因の主たるものは、その組織で培われた考え方や価値基準つまり組織風土です。それには組織のトップの考え方が強く反映しています。いかなる動機やビジョン・ミッションを持って取組もうとしているのか?これが適切で明確であれば、評価制度導入はこの段階で成功したものと言えます。

 本人要因については、評価者自身の評価能力やコミュニケーション能力の部分が大きく占めます。年功で昇進・昇格していった組織は残念ながらこれらの能力がいま一つ足りません。

 では、どうすれば阻害要因が改善されるのでしょうか?環境要因については、組織の理念(ミッションやビジョン)と経営計画と結合させることによって軸が定まってきます。その中で人事制度の目的や人事評価の位置づけが次第にハッキリしてくるものです。

 本人要因はトレーニングによって改善されます。もちろん、誰もが劇的に改善という夢物語はありません。ただ、スキルなので徐々に上達してくることは間違いありません。

 そして、この2つの要因に共通すること前提は、「従業員にどうなって欲しいか」という期待や思いがあるかどうかです。組織の発展や個人の成長を願うことがなければ、人事評価など面倒な作業に過ぎません。やったところとで、極めて形式的。

 この病院では来年4月に本格稼動を目指して構築していくわけですが、多くの壁が立ちはだかっています。組織や人にどうアプローチして、人事評価を導入していくのか?コンサルタントの腕が試されるところです。
posted by つゆ☆チャン at 17:34| Comment(0) | 人事労務

2009年06月08日

介護事業所人事制度打合せ(その1)

 大阪市内のある小規模多機能型居宅介護事業所での人事制度構築がスタートしました。訪問介護や居宅支援も実施してほぼ8年となる会社です。「介護」ということについて思いをもって事業に取組んでおられます。何とかサポートしたいというこちらの思いがたまたま「助成金」という接点でなぜか継続した関係になっています。

 初回は、人事制度の大枠のお話に終始しました。やはりグランドデザインがないと、個別の話に進んだ時に、位置がわからなくなります。全体と部分の関係性を意識しながら進めないと、木を見て森を見ずということになりかねません。概ね了解いただいたようです。

 以後、月2回のペースで進めることになります。今まで私が培った人事制度のノウハウをベースに、お客様の状況に合わせ、いいものを共に作っていきたいと考えています。

 今は特に目まぐるしく動いている介護業界なので、十分アンテナを張っておかないと、情報がキャッチできません。今年の秋から動き出す「交付金」についても情報収集開始です。
posted by つゆ☆チャン at 17:32| Comment(0) | 人事労務

2009年05月27日

中小企業雇用安定助成金

 本日ようやく3件目の計画届の提出が終わりました。この2ヶ月間で淡路島への訪問回数は4回。ついでに他の用件もできたので良しとしますが、効率が悪い気がしてなりません。ゆえに、メルマガでこの助成金はやらないと宣言したわけです。(その後2件お断りしました。)

 来月からは、今回の支給申請〜次回の計画届・・・と1年間にわたって手続が続きます。ややこしいのは最初だけなので、お客様も私も慣れてくれば、呼吸をするが如く、資料作成していけるものと思っています。

 で、本日また別のお客様から連絡があり、この助成金をやってほしいという依頼が。面識もなく、訪問した記憶もないのですが、その方のメモに私の電話番号があったようでした。

 むげに断るわけにもいかず、とりあえず内容を確認するために訪問することにしました。この件を後輩の社労士に振ってみましたが、反応なし。自分がやるのであれば、従来のような方法では効率的ではありません。別の関わり方を検討したいと考えています。

 専門家が面倒と思える助成金ですから、中小企業の一担当者であればハードルが高く思えるのは当然です。「貢献」と「ビジネス」がうまく両立できるポイントを探します。
posted by つゆ☆チャン at 21:12| Comment(0) | 人事労務

2009年05月24日

淡路島遠征こぼれ話

 昨日23日(土)は助成金打合せのため5月2回目の淡路島遠征。午前中に訪問したある介護施設の施設長さんから興味深い話を聞きました。

 淡路島にも当然ながら病院が複数あります。医療業界は看護師不足と言われており、当然人口の少ない淡路島はもっと不足気味。県立病院は看護師を確保するために、公務員準拠の高い給与水準を武器に民間病院から引き抜いているとのこと。民間のレベルから言えばとても出せない水準らしい。

 今多くの公立病院が赤字経営で、廃止もしくは民間に売却している現状があります。医師不在で診療を継続できないというのも理由の一つです。やはり根本は人件費の問題ではないでしょうか。立ち行かなくなれば、結果的に地域の医療サービスに問題が発生してしまう。適正人件費という視点で、看護師確保対策を考えてほしいものです。

 一方である民間病院は比較的給与水準を高くして看護師を確保しているとも聞きました。高い給与の代わりに昇給はない。その結果、3年程度で人が入れ替わっているとのこと。

 いずれにしても給与という経済的報酬で人を確保せざるを得ない医療業界ですが、「働きやすさ」とか「やりがい」といった精神的報酬という視点はお持ちなんだろうか?と思ってしまったお話でした。
posted by つゆ☆チャン at 15:59| Comment(2) | 人事労務

2009年05月17日

学校MBO研修0905

 昨日(16日)はある学校法人でのMBO研修会。人事制度稼動2年目となり、より精度の高いMBOの実施が求められるところです。

 先日実施した病院同様MBOの基礎の部分や適切な目標設定方法について話をしました。ただ、既に参加者がMBOシートを提出しているので、その内容についてフィードバックを行いました。

 やはり参加者が記入しにくい部分は「達成基準」。1年間でアウトプットしたい成果を数値で表現するということに対しては、教員側の心理的抵抗もあり、むずかしいものと感じています。もちろん、全ての項目を数値で記載せよという無茶な要求はしていませんが、定性的であれ明確でなければ達成したかどうか評価しにくいものです。

 今後学校評価や情報公開の時代を本格的に迎えた時に、教育の成果が明確でなければ学校外部への訴求力は弱くなります。ひいては生徒募集にも大きく影響します。

 実際に、膨大なエネルギーを使って生徒を指導しているわけですから、その頑張りをMBOシートに表現してほしいと思っています。それが教員や学校そして生徒の成長の証になるのですから。
posted by つゆ☆チャン at 16:31| Comment(0) | 人事労務

病院MBO(目標管理)研修0905

 昨年3月まで人事制度導入支援を行った大阪市内のある病院でMBO研修を実施。昨年度は試行期間でしたが、今年度はいよいよ本番。MBOの対象となる管理職や主任クラスに参加していただきました。

 MBOで適切な目標設定を記入するのは、確かに難しいと思います。「何のために何に取組むのか?」「現状はどうなっていて、将来どうなればいいのか?」「そのためには何をどのように行うのか?」を十分検討し、シンプルに記述すること。

 一方で「結果目標とプロセス目標」「定量目標と定性目標」等を意識できればパーフェクトです。

 もちろん適切な目標設定をした上で、それらを実行しないと意味がありません。その場合に必要なリソースはモチベーションとスキルです。

 参加者は医療専門職として数多くの経験を積んできた人ばかりです。今までやってきたことを踏まえ、意識と思考を整理していただければいいのでは?組織と個人の成長のために是非MBOを推進して欲しいと願っています。
posted by つゆ☆チャン at 16:10| Comment(0) | 人事労務

2009年05月10日

淡路島出張

GW明けの7,8日と本四道路が1000円ということもあり、いくつかの助成金の仕事で淡路島に行ってました。

 まずは、雇用調整助成金2回目の申請のお客様。しかし肝心の休業期間がこの期に及んでなかなか決まらず。再度取引先と調整したいただき、今回は2週間の休業ということに決定。作成した計画届を11日(月)の朝一番に兵庫助成金デスクに提出しないといけないことに。

 次は、雇用調整助成金の初申請のお客様と2回目の打ち合わせ。社内で休業に対して従業員の納得が得られていない様子。手続きに行っている私にとっては、今頃こんなことでモメてることに驚きと戸惑いがありましたが、やはり危機感が十分共有できないのでしょう。

 部門ごとに人員や業務状況が違うので確かに社内バランスを取るのは難しいかも知れません。ただ、売上が急激にダウンしていてこのままでは生き残る見込みがないという切羽詰まった状況に関わらず、その対応がいまだできていないところにもどかしさを感じます。結局、幹部が集まって全員一定休業をする方向でまとまり、具体的な休業計画を待つ事になりました。

 翌日は、特別養護老人ホームの施設長及び副施設長に面会。4月に新設された助成金を使って人事制度を導入したいという意向。やはり、職員に説明できるキチンとした制度というものを作りたいということでした。是非、お手伝いをさせていただきたいので、後日提案書を提出することになりました。

 不況ゆえ助成金が脚光浴びます。ある意味仕事では追い風なので、このチャンスを逃さずしっかり貢献できる機会をものにしたいと思います。

 さて、余談ですが、淡路島は御食国といわれるぐらい、「食」のレベルが高いことを実感しました。一例は淡路牛。お昼にガイドブックに紹介された焼肉屋に行きましたが、そこで食べた「上ロース」(1人前1100円)に感激しました。厚さ5ミリ程度のあまり脂身のないロースが5切れ。このボリュームは都会では見た事はありません。しかも、やわらかく口の中でとろけるまではいきませんが、甘みを感じつつ、ノドを通る感じがたまりません。

 多分しばらくは月1回ぐらい来なくてはならないので、次回は夜にビールを頂きながら淡路牛を堪能したいと思いました。
posted by つゆ☆チャン at 22:46| Comment(0) | 人事労務

2009年04月16日

介護事業者向け助成金研修会

 本日(16日)大阪の産業創造館で助成金の研修会をしてきました。4月に新設されたり変更されたりした助成金もあり、最新情報の提供はできたものと確信しています。

 特に、「雇用管理制度等導入奨励金」のような介護業界オンリーの助成金だけでなく、一般企業にも利用されている助成金も使えそうだと理解いただいたようです。

 助成金を利用するには、助成金の存在を「知っている」ことが第1歩です。実際に使えるかどうかは、詳しく調べないとわかりません。是非、助成金診断アンケートを使って受給可能性を調べてほしいものです。

 今回は助成金だけでなく、私が顧問先でふだんお話しているような「お得情報」もお話できました。ココロもフトコロも温められるオンリーワン社労士として、これからも役に立つ情報を収集し、発信していきたいと思います。
posted by つゆ☆チャン at 21:02| Comment(0) | 人事労務