2010年03月22日

行動分析学マネジメント

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著者 舞田竜宣、杉山尚子 日本経済新聞出版社 1800円(税別) 08年12月初版

 「人と組織を変える方法論」というサブタイトルがついているこの本、興味があって買ったもののしばらく置いてました。実は中身をあまり見ずに買ったため、340ページという本の厚さに「きっと理論的で難しいことが書いてるに違いない」と思い込んでしまい、読み出すのに少々おっくうになってました。

 読み始めると大違いでした。ストーリー仕立てになっており、しかもいろいろな組織でありがちな場面を想定しての話の展開であるため、親しみやすく、読みやすい。しかもよく分かる、非常にいい本でした。

 ポジティブな行動を強化し、ネガティブな行動は弱めたい。他人にも自分自身にも求めている行動が、なぜうまくいかないのか?それは行動科学的に分析すれば、強化または弱化する効果的なアクションができていないということ。

 意識や思いの強さだけでは、継続は不可能。ハードルが高ければ高いほどそうです。コーチングやNLPセッションでスタートラインには立てるけれど、その後順調に前進できるかどうかは「やり方」の問題。

 私自身が一番のポイントと思ったところは「60秒ルール」。いいことすればすぐ褒める。悪いことすればすぐ叱る。もちろん「行動を」です。でも、上司など他人が常に見てくれているわけではないので、自分で自分を褒める、または注意する。つまりPDCAを高回転で回すってことですね。

 行動分析学は部下指導にも自己啓発にも使えるツールです。役に立つかも知れないけれど高額セミナーを受講してその気になるよりは、この本を読んで自分なりに応用した方がコストパフォーマンスがいい。

 あまり多くの資料があるわけではなさそうですが、手に入る分は読んでみたいと思います。
posted by つゆ☆チャン at 14:30| Comment(0) | 書評
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