2010年02月20日

「日本で最も人材を育成する会社」のテキスト

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 著者 酒井穣 光文社新書 740円(税別) 10年1月初版

 アマゾンでついつい買ってしまったこの本。「人材育成」という重要なテーマに関して情報収集をしたいという無意識の欲求と著者のネームバリューですね。

 内容は、何のために、誰を、いつ、どのように、誰が育てるのかについて、各種理論を引用しつつ著者の独自性を織り交ぜながら話を展開しています。なかなか興味深くスッと読めてしまいました。

 ・人材のグローバル化が進めば、「同一スキル・同一賃金」によって、平均給与がさらに下がり、300万円を下回る覚悟がいる。

 ・組織の60%を占める「消極的学習者」への対応如何で企業間格差が決まる。

 ・出戻り人材の活用が必須になる。

 ・行動プロセスの最初から学ばせるのではなく、最後から学ばせ、勝ちぐせをつける。

 ・教育効果は測定できるものでないとコントロールできない。

 など、著者ならではの視点で人材育成論が展開されています。

 本の最後には、育成プログラム例として8例紹介されていましたが、読書手当などはリーダー層の自己啓発を促進するには効果的であり、すぐに導入できるもの。

 多くのビジネスパーソンに読んで欲しい1冊です。
posted by つゆ☆チャン at 21:36| Comment(0) | 書評
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