2009年11月01日

映画「沈まぬ太陽」

taiyo_wp01_normal.jpg

 話題作映画「沈まぬ太陽」見てきました。最初から目頭が熱くなります。映像では、関係者に対する配慮や製作上の制限で詳細まで表現していませんが、それでも、小説を読んでいる時同様、感情を揺さぶられます。

 会社内の権力闘争や企業論理、政治家の暗躍等マイナスの面が強調された感がありますが(そうしたドロドロしたところがないとそもそも小説になりえませんが)、それゆえ、家族の絆や正義の貫き方などがかえってクローズアップされます。

 この小説や映画で描かれる主人公の恩地元のような「義」に生きることはとてもできません。おそらくさっさと会社をやめますね。あんな巨大な組織風土を変えることは無理です。(あの大惨事を起こして24年以上経ちますが、良くなるどころか、今や会社存亡の危機に面しています。)ただ、自分なりの信念や思いを発揮できる環境を探してその実現には努力します。

 それにしてもこのタイミングで封切されるのは、あまりにも日本航空にとってはイメージが悪い。「親方日の丸」ということもあり、決して日本航空を見る目は温かいものではありません。しかし、映画が暗示し、前原大臣が指摘するように日本航空も運輸行政の被害者としての側面もあります。

 映画化についても賛否両論あるかと思いますが、社会派娯楽作品の一つとして十分刺激的なものでした。やはり小説との併用をお奨めします。
posted by つゆ☆チャン at 20:42| Comment(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: