2011年09月04日

エクセレント・ホスピタル

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 著者 クィント・ステューダー ディスカバヴァー・トゥエンティワン 2400円(税別) 平成23年7月初版

 たまたま入った本屋で目についた本でした。仕事で医療業界に関わっているので、無意識のアンテナに導かれたのでしょうか?この本のサブタイトルは「メディカルコーチングで病院が変わる」。

 コーチングを学んで5年になりますが、この「メディカルコーチング」なるものがよくわかっていません。通常のコーチングとそもそも何が違うのか?しかも、変わりにくい組織風土を持つ病院が変わる?(そんなことができるなら、ぜひ知りたい!という素朴な欲求)これは買って読むしかないと即決でした。

 内容はコーチングというよりはコンサルティングでしょうね。残念ながら、メディカルコーチングとは?という疑問は解消できませんでした。しかし、組織変革の考え方ややり方のツボを示唆してくれます。

 この本の重要なメッセージとして、「5つの柱」と「9つの原則」をお伝えしています。

「5つの柱」とは、病院経営を管理し、評価する対象です。(WHATに相当)
 1、医療の質
 2、サービス
 3、人材
 4、成長
 5、財務
 BSC(バランスト・スコア・カード)の4つの視点に非常に似ています。

「9つの原則」とは、上記項目を上げるためのやり方で、HOWに相当します。
 1、最高の病院になることを決意する。
 2、重要な指標を測定し、改善する。
 3、サービス志向の文化をつくる。
 4、リーダーを育成する。
 5、職員の満足度に重点を置く。
 6、職員一人ひとりに責任感をもたせる。
 7、個人の行動を、組織のゴール・価値観を合致させる。
 8、すべての職員とコミュニケーションをとる。
 9、成功を認め、讃える。

 具体的な手法についても少し触れているので、医療関係のマネージャーやリーダーにとっては非常に参考になるではないでしょうか?私が病院経営者ならば、主任以上には必読書としてレポートを提出させたいところです。

 今から関与先でアクションを取ろうとしていることのヒントになりました。必要に応じて読み返したいと思っています
posted by つゆ☆チャン at 15:24| Comment(0) | 書評