2009年10月30日

アルバイトの勤務日数の減少は休業補償すべきか?

 飲食店等学生アルバイトが多数働いている職場はめずらしくありません。目的はともかく一生懸命バイトに精を出す学生が、毎月決められるシフトの日数が少なくなれば、会社は休業補償をしないといけないのでしょうか?

 そもそもアルバイトは毎週○日、○時間働くことを約束して労働しているわけではありません。比較的自由なことが、会社もアルバイト学生もそのメリットについて合意できています。通常、飲食アルバイトは勤務シフト表で労働日を定めます。

 12月や1月は繁忙期なので、月15日働いたけれど、2月はヒマなので5日にすることに違法性はありません。また、勤務態度が悪いアルバイトのシフトを極端に少なくすることも問題ありません。(前提としてあらかじめ労働する日数や時間を約束していないこと)

 休業補償は確定した労働日に会社都合で休業を命じられた場合に発生するのであって、そもそも労働日が確定しないものについては休業補償の対象ではありません。

 したがって、アルバイトの勤務日数の減少は休業補償の対象にはならないわけです。もちろん、シフト決定後の休業は休業補償の対象です。
posted by つゆ☆チャン at 21:16| Comment(0) | 人事労務

配偶者が失業中は被扶養者になれるか?

 最近顧問先から相談があったので紹介します。

 ある女性従業員の夫が会社を退職したので、夫を健康保険の被扶養者にする手続をしてほしいという依頼がありました。

 おそらく無職のまま過ごすということは考えにくいので、雇用保険の基本手当をいつからどの程度受給される予定かを確認していただくことになりました。

 確認してみると、結論的には被扶養者になれないことが分かりました。社会保険の被扶養者の年収条件は年130万円です。仮に基本手当日額が5000円ならば、5000円×30日×12ヶ月=180万円となり、130万円基準を超えてしまいます。

 したがって、少なくとも雇用保険の基本手当受給期間中は被扶養者になれないことになります。

 ちなみに、大学生の子どもがアルバイトで稼ぎすぎると、年換算130万円を超え、扶養から外れることになってしまいますので、アルバイトのし過ぎにはご注意を!勉強させましょう。
posted by つゆ☆チャン at 21:03| Comment(0) | 人事労務

JAL再建案〜企業年金引下げ

 日本航空の再建案が日に日にリアルになってきています。飛行機に乗る機会がないので、日本航空がどうなろうとそれこそ雲の上の話です。ただ、企業年金をOB分も含めて減額するかどうかが私的には極めて関心事です。

 3314億の積立不足を解消するには、現役だけでなくOBの同意も欠かせないところです。OBからすると話が違うと立腹されるのも当然のこと。過去発信したメルマガでは、減額に関してOBの2/3以上の同意を得ることは困難な情勢にあるとお伝えしました。

 しかし、再生チームは、同意できる見込みがなければ、特別立法で強制的に減額する措置も検討するとのこと。えらいことするな〜と思うなかれ!既に公的年金は法律改正でどんどん減額されてきました。

 一企業におけるOBの年金は聖域でないはず。会社存亡の危機において「高すぎるレベル」を「通常のレベル」に引き下げることは当たり前のこと。

 厚生労働省の管轄にある先行き厳しい企業年金は即解散するようにしてはどうでしょうか?企業規模を問わず、運用リスクをまともにかぶることは決して企業の存続にはプラスに働きません。今回の日本航空の件をきっかけにして、企業年金問題を抜本的に取組んでほしいものです。
posted by つゆ☆チャン at 20:45| Comment(0) | 人事労務

政策秘書不足

 8月30日の総選挙で民主党新人議員が大量当選して、政策秘書が足りないというニュースは聞いたことがあるでしょう。

 政策秘書は国家試験に合格する他、公設秘書を5年以上経験し研修を受けて資格を得ることも可能だそうです。また、司法試験、公認会計士等の資格者も政策秘書になれます。

 ところが、魑魅魍魎がうごめく政治の世界で、試験に合格したり資格があるだけでは、政策秘書は務まらないという記事がありました。このご時勢に人材不足の稀な職種ですね。

 皮肉なことに、同じ日の新聞記事に「公認会計士」就職難というのがありました。司法試験同様難関資格にもかかわらず、大手監査法人の採用減で人余り気味とのこと。

 結局、知識や資格はあくまでツールにしか過ぎません。選ばれる社労士になるには、いい仕事をして実績を積み重ねることしかないものと自分に言いせる機会となりました。
posted by つゆ☆チャン at 20:27| Comment(0) | 日記

秘書給与 違法減給

 最近、長野1区選出の民主党衆議院議員が、秘書給与を違法に減給していたとして新聞記事になっていました。

 記事によると、1日休むと2万円を減給し、労基法の減給額の範囲を超えている疑いがあるとのこと。しかし、この記事を執筆した記者には誤解があります。

 減給の制裁は1回あたり平均賃金1日分の半分までとされているのは正しい。20日勤務で月給20万円なら1日1万円。つまり減給は5000円までOKということになります。

 しかし、「減給の制裁」と「ノーワーク・ノーペイ」の原則は別物です。労働の提供がない限り(つまり欠勤)であれば給与は支払う必要はありません。今回のケースで言えば、1日欠勤で1万円欠勤控除するのは適法です。さらに減給の制裁としてもう5000円を控除することも可能です。つまり、15000円までなら、場合によってはOKです。

 結果的には1日2万円控除することは違法であることには間違いありませんが、「ノーワーク・ノーペイ」という概念がこの記事からは欠落しています。

 遅刻等では法律の内容以上に控除することがたまに問題となります。賃金支払で誤解し混乱するテーマですが、是非正しく理解しましょう。
posted by つゆ☆チャン at 20:13| Comment(0) | 人事労務

ココ・シャネルの言葉

 最近新聞折込に入っていたある美容室の広告チラシに興味深いメッセージがあったので、引用させていただきます。

 「ココ・シャネルの言葉」

 20歳の顔は、自然の贈り物
 50歳の顔は、あなたの功績
 女は40歳を過ぎて初めて面白くなる
 装いは知恵であり 美は武器である
 そして謙虚さはエレガンスである

 確か一瞬だけ見た「リアル・クローズ」の中で黒木瞳が言ってたような?

 ちなみに、この美容室はover40´sということで、40歳からの大人の女性をターゲットにしています。アラフォーの女性はお肌が曲がり切るかどうかの瀬戸際、でも今から手入れすれば間に合うということでしょうか?

 男性版ならこんな感じでしょうか?

 20歳の顔は、可能性の表われ
 50歳の顔は、実績の表われ
 男は40歳を過ぎて初めて人格が如実にでる
 経験は知恵であり 知識は武器である
 そして健康はエレガンスである
posted by つゆ☆チャン at 19:55| Comment(0) | 日記

医業人事コンサルタント養成講座(第1回)

 今日は名南経営主催の題記の研修会に参加。医療介護関係は以前から関係しており、最新情報の入手や自分自身のノウハウの確認のために申込みました。今日は主に人事制度についてのレクチャーでした。

 一般企業と違い、医療・介護業界は独特です。その独特さを理解しておかなければ適切なアプローチやアドバイスは不可能です。厚生労働行政のさじ加減で収益は上下し、医師や看護師等の専門職は売り手市場。つまり経営側としてコントロールできる範囲が少ないというハンディを抱えています。さらに、経営者や幹部の経営スキルは決して高いとは言えません。

 私自身も医療介護業界と関係して仕事をしていますが、奥深い業界ですから全てを知っているわけではありません。今回の講座で現在関わっている病院や今後関わることになる介護事業者への人事制度構築へのヒントをいただきました。

 いい人材の定着こそ医療介護サービスの質の向上につながります。人事制度を構築していく中で、ES・CS向上などやること山積です。
posted by つゆ☆チャン at 19:38| Comment(0) | 学びの旅